研究室見学の日程

丸田研究室では、下記の日程で研究室見学を行っています。

研究室見学会

丸田研のM1,M2の学生さんが持ち回りで対応します。ぜひ何回でもお越しください。

見学場所は、E3棟6階612号室になります。(地図はこちら

  • 4月8日(月)①14:00-14:30, ②15:00-15:30
  • 4月9日(火)③10:00-10:30, ④11:00-11:30, ⑤14:00-14:30, ⑥15:00-15:30

※午前中は空いているため、ゆっくり見学できると思います。

教員個別相談会

教員と個別に面談できます。研究テーマ等について気軽にお越しください。

日程は上と同じです。

丸田先生:611号室、三科先生:613号室、久野:614号室に在室しています。

アポなしでも大丈夫ですが、アポを取っていただいてもOKです。(アポ取りはこちらから

よくある質問集

研究室見学でよくある質問をまとめました。

作成者は教員なので、先輩の声が聞きたい!という方は研究室見学で直接聞いてみてください。

★ 研究編 ★

どんな研究に取り組みますか?
光を用いた通信システム、特に光ファイバ通信が主な取扱いになります。電磁気学や波動・光学を活かした研究テーマ設定が多いです。最近では、深層学習を活用した研究テーマにも取り組んでいます。無線通信分野の研究にも着手しています。詳しくは研究紹介をご覧ください。

教員が3名いますが、どのように関わりますか?

丸田研究室では、教員単位でグループを構成し研究を行います。グループごとに研究を行うため、担当の教員が直接指導にあたります。光固有値通信などの全教員が取り組んでいる研究テーマの場合は、グループ間で綿密に連携を取ります。また、研究室内での研究発表を通して、グループ間でのディスカッションが行われます。

研究テーマはどのように設定しますか?

配属されたばかりの頃は、教員より研究テーマが与えられます。そのテーマを中心に研究を行います。研究を行うにあたって、論文を調べたり、理論計算をしたり、シミュレーションをしたりと自主的に進めていく必要がありますが、教員や先輩のサポート体制が整っています。自らテーマ設定をしたい場合も大歓迎です。(むしろ推奨します)

学会発表等の出張はありますか?

全国各地で開催される学会に参加してもらっています。国際会議にも積極的に投稿してもらい、海外での発表の機会も多いです。2022年度からは、学会発表の出張も再開し、多くの学生さんに学会発表の経験を積んでもらいました。これらは研究を遂行するための出張ですので、旅費等の費用は全額研究室で負担します。2022年度の出張実績は下記のとおりです。来年度以降も積極的に発表いただく予定です!

  • ブラジル、アメリカ(ラスベガス)、北海道千歳市、宮城県仙台市、埼玉県大宮市、富山県、新潟県、愛知県名古屋市、福岡県博多市、沖縄県那覇市、屋久島
他の大学や企業との共同研究はありますか?

はい、共同で進めている研究もたくさんあります。学生さんも希望すれば携わることが可能です。2024年度は、

  • 学内:滝根研(下の階)、地球総合工学科
  • 大学:東京農工大、東京理科大
  • 企業:NTT研究所、三菱電機、オムロンサイニックエックス
  • 国研:NICT

など、幅広くコラボしています。(契約途中で掲載できていない企業もあります)

博士後期課程への進学も視野に入れています。サポートはありますか?

博士後期課程を修了するには、「学位論文」を仕上げる必要があります。そのためには、「研究」の着想段階から、学会や学術論文での成果発表までの「研究」の全プロセスを自分自身で完遂できるようになることが求められます。丸田研究室では、教員がマンツーマンで指導する体制が整っています。また、企業や海外大学でのインターンシップの機会が得られることもあります。さらには、学費、生活費確保のための、奨学金などへの応募についても極力サポートいたします。リサーチアシスタント雇用等も研究テーマによりますが、可能です。博士後期課程修了後の就職についても、積極的にサポートいたします。実際に研究に取り組んでみて、じっくり決めてもらえればと思います。

★ スキル編 ★

輪講とはなんですか?

研究室内で行われる勉強会のことを指します。週に2,3日ほど教員より指定される専門書を学生さんで通読していきます。2023年度は、

  • 春・夏学期:デジタル信号処理、非線形光学
  • 秋・冬学期:通信方式、非線形光学、光デバイス、深層学習、FPGA実習

の輪講を行いました。全てに出席するわけではなく、研究テーマと関連する輪講に出席します(一学生につき、平均2種類/学期程度です)。また、これとは別に英語力強化のための輪講も週1回行っていました。輪講が多いと忙しくなりますが、研究室内の共通の知識として必須のものを厳選しています。

プログラミングスキルは必要ですか?

丸田研究室では、理論解析、計算機シミュレーション、実験と一貫して行います。がっつりソフトウェアを作りこむというよりも、計算機シミュレーションや実験データ解析で、プログラミングを行います。大学の学部で習うアルゴリズムとデータ構造等の講義や演習で基礎が身についていれば問題ないはずです。使うプログラミング言語は研究テーマによりますが、MATLAB、Pythonなどを使います。

英語力は必要ですか?

必要ですが、苦手でも問題ありません。専門書や論文はだいたいが英語で書かれていますし、国際会議にて英語で発表することもあります。これだけ聞くと、アレルギー反応が出てしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、過去の卒業生(修了生)の先輩方のほとんどが最低一度は国際会議にて英語で研究成果をしっかりと発表されています。研究室での輪講や研究活動を通して、英語力を伸ばすこともできますし、2022年度より英語力強化の勉強会も行っています。研究室のリソースを活用して、英語力も鍛えましょう!

博士前期課程から所属する場合でも研究や勉強会についていけますか?

本人のやる気次第ですが、大学院から丸田研究室に在籍した過去の先輩方は非常に優秀な成績と業績を残してきました。最近でも、一学年に3名受け入れたこともあり、みなさんしっかりと修了されたので、問題ないと考えています。もし、勉強がしんどい場合やついていけなくて辛くなっている場合は、教員に直接相談に来てもらえれば、解決策を共に考えることも可能です。

GPAが低くて、研究についていけるか心配です

大学生活の初め3年間と研究室配属後の生活は大きく変わります。自分の居場所が学内にできることで大きく成長する学生さんは今までにたくさんいました。例えば、ここ3年以内の例でも、GPA1.0台だった学生さんが、学術論文1報、国際会議5報の成果を挙げたり、仮配属※だった学生さんが、学術論文2報、国際会議3報で奨学金の返済免除に採択されたりと大きく羽ばたいていきました。もちろん、本人の頑張りが一番大きいですが、研究室配属後の頑張り次第では、巻き返しが可能です!ちなみに、特に何の変化もなく卒業した学生さんももちろんいます。本人次第ですね。
※仮配属:4年生初めに、必修単位が足りておらず、正規配属されなかった学生のこと

★ 院試編 ★

院試の情報はどこから得られますか?

丸田研究室は、工学研究科電気電子情報通信工学専攻に属しています。このため、専攻HPの入試情報(こちら)をチェックしてもらえればわかります。

院試のサポートはありますか?

教員が直接院試のサポートを行うことはありません。ただし、先輩にフォローいただくことは可能です。例年、院試までに2回の模試や勉強会を開催しています。

★ 生活編 ★

研究環境は整っていますか?

配属された学生さんには、専用のデスクが割当てられます。また、ノートパソコンと24インチのPCモニタを1台ずつ貸与しています※。研究テーマによりますが、高性能デスクトップパソコンやiPadが配布される学生さんもいます。共用の環境としては、高性能なワークステーションが複数台あり、学生さんでシェアして使用します。光ファイバ通信用の実験環境もしっかり揃っているため、ぜひ見学にいらしてください。

※2024年度は募集人数が多いため、一部デスクトップPCが貸与される学生さんや自前PCで対応可能な学生さんは4年生の間は配布がない可能性があります。

コアタイムはありますか?

コアタイムはありません。好きな時間に登校し、好きな時間に帰宅してください。ただし、研究室の研究発表や進捗報告のミーティング、輪講には必ず出席してもらいます。これらは研究の一環として実施されます。

土日にも研究室に来なければいけませんか?

コアタイムがないのと同様に好きなときに来てください。もちろん、土日登校を強制することもありません。

どんな学生が向いていますか?

できるだけ平日は毎日研究室に来る学生さんが向いています。昨今の情勢もあるため、自宅で研究活動に勤しんでもらってももちろん構いません。しかし、丸田研究室は、教員と学生さんの距離が近いことが特徴として挙げられます。学生さんへの指導は、どんな業務よりも最優先で行いますので、教員や先輩の時間を奪って、どんどん成長してやるぞ!という気概を持つ学生さんにぴったりです。教員や先輩と少しずつ相談しながら研究を進めていく研究室なので、連絡や相談が後手に回るタイプや〆切ギリギリに課題を提出する学生さんは向いていない、もしくは合わないかもしれません。

アルバイトやクラブ活動をしながら研究はできますか?

もちろんできます。メンタルケアの観点からも、研究室に閉じずにコミュニケーションを図ることは非常に大切です。ただし、研究室内の行事で多忙になるときもありますから、週5日以上や平日8時間/日の勤務等、そちらが研究室よりもメインになってしまう状況はやめてください。研究に真摯に取り組みたい場合は、週2,3日程度のアルバイトや部活動をおすすめします。研究よりも、アルバイトや部活動等が大切で、卒業のためだけに卒業研究に取り組みたいという学生さんには、特に言うことはありません。研究が人生の全てでないことはこちらも承知しています。ただし、卒業するためにも、(教員や先輩がサポートできないとそもそもどうしようもなくなるので)最低限のラインというものがあります。そこは抑えてほしいと思います。

経済的な事情から、アルバイト日数を増やす必要があります

教員にご相談ください。丸田研究室では、博士前期課程から時給約1,000円前後のティーチングアシスタント(TA)、リサーチアシスタント(RA)やアルバイト雇用を行っておりますので、研究活動を行いつつ、経済的な支援を行うことも可能です。学部生の間は、研究スキルの初歩にも届いていないと思われるため、これらの雇用は難しいケースがほとんどです。それでも、簡単なアルバイトは募集している可能性があります。詳しくは、直接問い合わせてください。

  • 2022年度の実績 RA 2, TA 5
  • 2023年度の実績 RA 3, TA 6
  • 2024年度も同様の人数もしくはそれ以上を想定
奨学金を受給予定です。返済免除になる可能性があるのは本当ですか?

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の第一種奨学金を受給するのであれば、博士前期課程と後期課程において、返済免除制度が例年あります。毎年、一定の基準に従って、成績優秀者にその資格が与えられます。基準などについては直接お問い合わせください。研究室のOBでは、過去4年間で、
  ・ 2019年度修了生 半額免除1
  ・ 2020年度修了生 全額免除1名 半額免除1
  ・ 2021年度修了生 全額免除1名 半額免除3
  ・ 2022年度修了生 全額免除1名 半額免除2名

になった学生さんがいました。